【旅】英・伊のお土産格差に驚愕した話②-ローマお土産編-

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2017年、30歳、人生2度目の大学3年終わりの春休み。

 

ローマに住む知人を訪ねた僕は、ローマ市内を散策しながらお土産を探していた。

お土産選びは僕の旅行の楽しみの1つだ。

 

この人にこんなの買っていったら喜ぶだろうな〜なんて考えるのも楽しいし、

お土産には現地の文化が色濃く反映されていることが多く、その地域をぎゅっと凝縮した感じも見てて楽しい。

 

で、ローマのお土産はどうだったか?

結論から言いますと結構残念な感じだったんです。

ローマは一大観光地だし、きっと素晴らしいお土産に溢れてる!と期待してたのに。

 

ところで僕が考えるお土産に必要な要素ってこんな感じ。

  1. その土地の文化や風習を反映していること
  2. 手頃な値段
  3. 持ち帰りやすいサイズ、重量

ローマにはこの三拍子が揃ったお土産を探し出せなかったんです...

 

まずローマ(イタリア)といえば、美味しいパスタとワイン。

空港や街中のスーパーには手頃なものが揃っていていて、結構魅力的なんです。

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こんな感じの見たこともない種類のパスタがたくさんあって、値段も手頃。

とにかく種類が半端なく多い!!

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空港にもお土産用にカラフルなパスタがずらっと並んですごく綺麗だったんですが、

 

見ての通りかさばるんですよね...

お土産に買っていきたい!って思っても5個も6個も買える大きさじゃないんです。

せいぜい買えて2、3個。

パスタソースも考えたんですが、ほとんどが缶と瓶しか売ってないから、重たくって仕方ない。

当然の如くワインもしかり。

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こんな感じで見た目も美しいワイン達が並んでるですが、割れ物だし、重たいし。

特に今回みたいに、一度の旅行でいくつかの国や地域をめぐる場合、かさばる&重いものはお土産選びの対象外にならざるを得ない。

 

散々迷った挙句、頑張ってパスタとトマト缶を買ったけど、大半をイギリスで友達にあげてしまった。

 

何か手頃なサイズのお土産はないかとローマの中心地を物色。

で、トレビの泉前で見つけたのがこれ。

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衝撃的じゃありません?ある意味。

お土産感丸出しのダビデ像に、コロッセオが描かれたプレート、日本の道の駅で売ってそうなキーホルダー、よくわらない人物の人形。

後ろでトレビの像達が泣いてます。

この手のお土産って確かに、どこに行ってもあるんですけど、問題なのはこういうものしか売っていないということ。

この後も、もしかしたら街の雑貨屋とかに行けばもっといい物があるんじゃないかって思い、探し回ったんですが、結局見つからず...

 

こうしてローマでのお土産探しは、長旅と時差ボケからくる疲労と倦怠感を象徴する出来事になってしまったんです。

 

ローマのお土産は確かに残念でした。

 

でもでも、

ローマで味わった料理達は絶品だったんです!安いし!

ローマ市内にはチェーン店と思しき店があまり見当たらなくて、地元のパン屋、ピザ屋、カフェが街角に点在してる。

こんな感じ。

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特にパニーニは絶品でチーズや生ハムがぎっしり詰まってどれも600円くらい!!

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シュークリームはカスタード率95%以上。

ピザもシンプルな味付けで素材の味が活きている。色合いも鮮やか。

 

ローマの友人ダミアーノの「イタリア人は楽しむことには頑張るんだ。」って言葉も納得。

 

お土産と比べて、食への本気度が全然違う!!

 

ってな感じで、お土産探しでの敗北を挽回しようと、

これでもか!ってくらいに、

たらふく粉物を胃袋に詰め込んでローマを後にした僕でした。

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 ローマ帝国時代の轍を残すアッピア街道より

 

【旅】英・伊のお土産格差に驚愕した話③-イギリス旅編-へつづく
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